2016年12月



    ふと思い立ち、頭頂部の直径3cmだけ残して
    周囲をツルツルに剃り上げてみた

    その頭で歯医者へ行く

    病院に到着
    受付で帽子を脱いだ瞬間、周囲から「グッ!」だの「ブフッ!」だの
    押し殺した奇声が聞こえる

    治療台へ
    担当の女性の肩が明らかにプルプル震えている
    治療の合間、うがいの時にボソッと「スイッチ」と言ってみる
    背後から「ウグッ!」と声が響く
    だめ押しで自分の頭頂部を指で押して「ポチッ」と言ってみる
    「えひぃえっ!ちょ、ちょっとお待ちくだ。えひぇひぇひぇひぇっ!!」
    泣き笑いのような顔で女性は奥に引っ込んで出てこなくなった











    夫と共に実家に遊びに行くと、猫が夫の近くに来て、なにか上目遣いな感じで
    もじもじくねくねしている。消え入りそうな声でニャ~ン…とか言ってる。
    夫から少し離れて、チラリと顔を見て、またもじもじくねくね、ニャ~ン…
    それをくり返す。
    どうも夫をどこかへ誘導したいみたい。

    「名犬ラッシーのようだ…」と言いながら誘導されていった夫がついていくと
    どうやら廊下に吐いてしまったものを片付けて欲しかった模様。
    「よしよし、きれいにしたからねー、大丈夫だよー」と言いながら夫が戻って来たが
    まだもじもじしている。もう一カ所あったw
    ようやくホッとしたらしい猫。

    なんでわざわざ夫指名なんだろう?と考えてみたが、父母やわたしだとつい
    「あーあー、吐いちゃって…」とか「あー、汚いねー」とか口にしてしまうけど
    夫は絶対にそういうことを言わないからだと思われる。
    「ウンコだって砂かけて隠したいんだから、ゲロだって見られたくはないはず。
    自分でも粗相をしたと思うけど人に片付けてもらうしかないから恥を忍んでるわけで
    そこでわざわざ汚いとか言われたくないでしょ、猫も」
    という夫を尊敬した。猫も尊敬してる様子で、夫が昼寝してると添い寝しに来る。

    このページのトップヘ